トップページ > ガーフィールド > 音楽部 初めてのシアトル

音楽部 初めてのシアトル

平成14(2002)年3月24日~30日、音楽部 in Seattle!

中村 巧 (昭和43年卒)
 3月24日、関西空港を出発し、サンフランシスコで乗り継ぎシアトルまで約15時間、24日の夕方、現役生徒はホストファミリーと緊張の面もちで対面しました。
 26日、市内のJohn Stanford International Schoolで、 300名近い小学生の前でアメリカ初演奏をしました。とりわけ大リーグの歌がとても好評でした。その後、日本語学級で生徒たちと折り紙などをして交流しました。夜、ワシントン大学内のMeany Hallで、ガーフィールド高校との演奏会。1曲目の「America, the Beautiful」を歌い終わるといきなりのスタンディングオベーション、1200人近い観客の歓声が私たちを包みました。好き嫌いをはっきり表現するアメリカ人をそこまで喜ばせた演奏は、とてもよかったと自画自賛しました。
 27日、ガーフィールド高校内でのさよならコンサートでも、高校生が大歓声で迎えてくれて演奏を終えました。後、市の中心部にある、これまでの大歓声とは正反対の静寂と神秘性のあるSt.James大聖堂で歌わせてもらいました。その歌声の響きに充分酔いしれて貴重な経験をしました。
 今回、OBの参加が11名で少なかったですが、今後またこのような機会があれば、是非参加していただけるようお願いします。参加していただいたOBの方々、お疲れさまでした。私も2度目の海外演奏旅行でしたが、いい経験をさせてもらいました。

清水 典子 (昭和50年卒)
 「シアトル演奏旅行に参加して」
 とにかく、楽しくて感激!うれしくて感激!
あんなにニコニコしてたコンサ-ト初めてでした。日本では味わえない最高の拍手と歓声にすっかりこちらがはまってしまった感じでしょうか。
 あえてプログラムに載せず、「America, the Beautiful」を歌い始めた時から見事清原先生流の一発かましが観客の心を捉えたな、と思いました。小学校では、大リ-グの歌が大人気でした。そしてそこに勤めておられる日本人が、なんと茨高出身しかも私の中学の後輩でした。
 シアトル最後の日、無理をお願いして教会で歌わせていただけることになりました。とても大きな有名のチャペルで、入った瞬間あまりにも素晴らしいステンドグラスとその荘厳な空気に胸がつまりせっかくの「Pie Jesu」が涙、涙でうまく歌えませんでした。でも最高の気分、コ-ラスやってて良かったと思える瞬間でした。
 現役の子供達に関しては、途中からすっかり引率教師役になってしまい、うるさいおばさんになっていたようですが、自分のことだけでなくまわりの状況を判断して自発的に動けるともっとうまくまわるかなと思いました。
 参加して本当に良かった! こんなにたくさんの素晴らしい体験をさせていただけて先生のおかげだと思っています。次回もチャンスがあれば、もっとたくさんのOB達と参加したいと思います。ありがとうございました。