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会長から 第22回

 先日の台風は久しぶりの近畿直撃コースでしたね。うちの子供は学校が臨時休校になり喜んでいました。連日のじめじめした日々、梅雨明けが待ち遠しいですね。
 6月26日、大和郡山(やまとこおりやま)に行ってきました。その昔柳沢十五万石の城下町として栄え、今は皆さんもご存じのように「金魚の街」としてその名を全国に響かせている街です。毎週水曜日には、金魚や錦鯉の競り市が行われているそうです。
 城砦の形から犬伏城とも呼ばれる大和郡山城は、今では城跡しか残っていませんが、天正8(1580)年、筒井順慶が築城を始め、天正13年には豊臣秀吉の弟・秀長が 100万石の禄高を持って入城し、大増築を行いました。ところが当時、石不足で奈良周辺の社寺から庭石や礎石、五輪塔、石地蔵などを接収して城石に使いました。石垣の一つには地蔵菩薩立像が逆さに積み込まれているものがあり、「さかさ地蔵」と呼ばれています。その後徳川譜代大名の居城となり、享保9(1724)年には柳沢吉里が甲府から入封そのとき金魚も一緒に持ち込んだおかげで、藩士や農家の副業として盛んに行われるようになり、現在のような金魚の街として発展したのです。
 郡山城跡から見晴らせるところに平成13年6月「やまと郡山城ホール」が建設されました。同ホールは文化会館、図書館、武道場からなる複合施設で、隣接する郡山城跡との景観を考慮して白壁、瓦葺きの外観となっています。大ホールは専用のコンサートホールレベルの最適な音響が得られる性能を併せ持ち、奈良県一の設備だそうです。
 そのホールで、26・27日に奈良県合唱祭が開催され、1日目のお母さんコーラスの部に我が音楽部が招待演奏をしました。1年生にとって初めてのミュージカルになる「ライオンキング」を新キャストで演奏し、続いておなじみのCMソングメドレー、アニメソングメドレーと元気いっぱい歌っていました。客席には、前週の和歌山コーラスフェスティバルを聴かれた方々が「日本一、春日丘高校」の横幕をもって応援に来られていました。おそい時間にもかかわらず、たくさんのお母さんたちが残って聴いてくださり、大きな拍手と笑いをいただきました。
 
平成16年7月1日 音楽部OB会 会長 中村巧