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会長から 第24回

 暑い夏にオリンピックで熱い戦い、日本の選手たちの活躍がすごかったですね。開会式は眠い目をこすりながらテレビを見てましたが、さすがに深夜からの競技は見ることができず翌日の速報でチェックしていました。ひとつのことに全力をかけている姿は、見ているものにも感動を与えますね。現役生も音楽にひたむきに全力投球して、夏の合宿で「何か」をつかんだようです、新学期からの部員達のがんばりに期待します。
 ところで皆さんは、この夏どこかに出かけられましたか。私は音楽部のS43卒同級生たちと恒例の夏旅行に出かけました。まず、中国道・米子道を利用し米子まで約4時間、安来市にある「庭園日本一」を誇る足立美術館を訪れました。この美術館は「庭園もまた一幅の絵画である」という創立者・足立全康の想いと、庭づくりへの情熱を感じさせる一万三千坪の日本庭園と横山大観をはじめ、近代日本画壇の巨匠たちの作品約千三百点を収蔵していることで名を知られています。枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭と眼前に広がる風情は、館内の日本画と相まって私たちの心を静かにいやしてくれます。また、稀代の料理人であり陶芸家としても知られる、北大路魯山人の作品も収蔵されていました。たっぷり2時間半をかけて鑑賞しました。
 宿は、皆生温泉の老舗旅館「海潮園」。ここの先代は直木賞作家野坂昭如氏・阿部牧夫氏など文壇で活躍する作家と親交が厚く、昭和の文人の生原稿が目立たず、そしてさりげなく館内のあちこちに展示してありました。海岸で皆生温泉の花火があるというので夕食後、色浴衣に着替えた女性達と散策にでかけました。花火は数分で終わってしまいましたが、隣町の淀江の花火大会がちょうどあってそちらの方を楽しみました。
 翌日は、境港市にある「ゲゲゲのきたろう」で有名な、水木しげる記念館で妖怪の世界を体験しました。さらに境港駅までの商店街は「水木しげるロード」とよばれ、漫画に登場する86体の妖怪たちがブロンズ像になって道沿いに出迎えてくれます。そしてなんと、「鬼太郎」が目の前に現れました。妖怪神社を参拝した後一路蒜山高原へ向かいました、途中車窓からは雄大な大山が眺められました。ジンギスカンバーベキューの昼食後ジャージー牛の牧場を散策し、高原のすがすがしい空気に触れ心身共にリフレッシュできた旅行でした。
 9月5日は飯島先生の御命日です。今年も大阪から山梨の方向(東北東)を向いて合掌しましょう。
 
平成16年9月1日 音楽部OB会 会長 中村巧