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会長から 第43回

 昨日、音楽部のシアトル演奏旅行に同行して帰国しました。演奏を行った、ワシントン大学の桜の花は満開で私たちを迎えてくれました。大阪の桜はまだのようで今年はアメリカと大阪で2回花見が出来そうです。
 先日の定期演奏会の2日後、3月26日から現役生と一緒にシアトルへの演奏旅行に同行しました。3度目のシアトル公演となる今回は、成田からの直行便で向かいました。シアトル空港には26日午前9時ごろ到着し、ツタカワ先生が迎えに来られていて、9ヶ月ぶりの再会を喜び合いました。そして2年前と同じガイドのヨウコさんバスドライバーのレイモンドとディブにも再会しました。歓迎レセプションでは、不安そうな顔をしていた生徒達も、昨年6月に来日した際の生徒とにこやかに握手を交わし、それぞれのホストファミリーと対面していました。
 2日目は、シアトル市内を見渡せるスペースニードルに昇り、イチローそして今年から入団した城島で有名なシアトルマリナーズのセーフコ球場を見学し、普段は入れないところまで案内してもらいました。夕方、GF高校での練習を行い翌日の本番に備えました。練習後、GF高校の保護者達が音楽部保護者達を夕食に招待していただき昨年の思い出話などで盛り上がりました。
 3日目、郊外のスノークォルミール滝を観光し、午後からのリハーサルに引き続きワシントン大学内のMeany Hallでの本番が始まったのです。
 キャッツ(英語版)の1曲1曲が終わるごとに大きな拍手を受け、生徒達のはつらつとした演奏を聴き、私は客席で思わず涙が出てきました。今回の合同演奏ではGF高校のコーラス部も加わり、日本語で「森の歌」を演奏しました。私も舞台に登り、生徒達と一緒に感動を分かち合いました。
 翌日は、シアトル最大のSt.James教会で演奏しましたが、聴きに来てくださった病気がちの信者の方は私たちの歌を聴いて勇気づけられたと感激の涙を流されていました。シアトルでの日程をすませロサンゼルスへ向かうとき、ユナイテッド航空のチェックインカウンターの方が2年前のことを覚えておられ歌ってほしいと言われました。ところが歌い始めると涙をぼろぼろと流しだされたのです、そのわけは前日に仕事仲間が急に亡くなっておられ、私達が 「Ave Maria」を歌ったのでその人を思い出してしまい思わず涙したということでした。
 公演の日程を終わらせたあとは、ディズニーランドで、午前9時の開園から午後10時まで楽しく丸1日を過ごしました。解放感にあふれた生徒達は疲れも見せず楽しんでいたようです。
今回の演奏旅行にご理解いただきました保護者の皆さん、そして支えてくれたOB、清原先生、早川先生に感謝しお礼申し上げます。

平成18年4月2日 音楽部OB会 会長 中村巧