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現役の語り13 河村千尋さん

第13話 平成19(2007)年4月
副部長 河村千尋さん


 こんにちは。平成18年度副部長をさせていただきました、河村千尋と申します。この度は、このような文章を載せていただける機会を与えてくださって有難うございます。
 先生方・先輩方に多大なご迷惑をおかけし、最後の最後までご心配をおかけしました私達2006年度音楽部も、先日3月29日に無事定期演奏会を終えることができました。
 振り返ってみると、この一年は私にとって、今までとは比べ物にならないくらい涙し、感動した一年でした。昨年の春、新たな一年をスタートさせた頃には、あまりに頼りない副部長にご心配されていた方もたくさんいらっしゃったと思います。自分でも力不足に情けなくなることばかりでしたが、いつも支えて下さった先輩方のおかげでここまでやってこられたことは感謝してもしきれません。
 今年の第4ステージは3年ぶりのOB合同ステージということで、経験のないことにとても心配しておりましたが、何から何まで先輩方にお手伝いいただき、安心して練習に打ち込むことができました。1月から始まった合同練習では、練習のスピードの速さと、OB・OGの先輩方の歌声に圧倒されながら、普段とは違う大人数での練習に刺激を受け、学ぶこともたくさんありました。
 今まで色々な問題もありましたが、なんとか順調に練習ができるようになり、いよいよ本格的に第1、2ステージの練習も始まった頃、昨年度から顧問の先生方を悩ませてきました成績の問題が出てきてしまいました。学校側から成績の不振な者の部活動を制限されるという前代未聞の事態に、本当に第1、2ステージ両方完成させることができるのか不安になり、皆で話し合いました。意見を出し合い、最終的に多数決をとり、両方を完成させようということになりましたが、1つステージを減らした方がいいという意見も少なからずあり、部全体が不安でいっぱいでした。そんな状態のまま2月は過ぎていきました。
 3月にはいり、心配だった学年末テストも終え、やっと全員で練習に取り組めるようになると、「いい舞台を作りたい!」という気合いで皆の意識が高まり、良い雰囲気で練習ができるようになってきました。あとは定期演奏会に向けて、毎日練習に励むだけ!と意気込んでいるところに、まさか、まだこんな悲劇が待ち受けているなんて思いもしませんでした。インフルエンザ大流行です。感染者は増え続け、ひどい時は10名以上がインフルエンザで部活を休むという悲惨な状況が2週間ほど続きました。そんな事もあり、実際練習に集中できたのは入試による入校禁止期間に入ってからだったと思います。それからは遅れを取り戻す為に皆必死でした。最後の最後まで問題が絶えませんでしたが、本当のピンチになったとき、驚くほどの力を発揮するのも、この代の特色だと思いました。
 定期演奏会本番が始まると今までの辛かった事は感動に変わり、ここまでやってきてよかったと思う気持ちでいっぱいでした。この思い出は何物にも代えがたい宝物として、強く心に残っています。
 私はこんな音楽部が大好きです。これからは3年生として、先輩が私を支えて下さったように、後輩達を支えられるように頑張ります!本当に有難うございました。