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会長から 第58回

 先日、藤蔭会高槻支部の総会で高槻市北部山間地にある「二料山荘」に行ってきました。山間の静かなところにあり、近くをながれる川には、蛍が飛び交うことで有名です。夕食をとり日が暮れるのを待ち、あたりがうす暗くなってきたころ、小さな点の明かりがふ~っと流れ、しばらくするとその数がだんだんと増え、すっかり暗くなった闇の中に小さな明かりが飛び交っていました。私の子供のころは家の周りで見られていた蛍も、住宅化により水路に蓋がされ、又川の改修により堤防がコンクリートになってしまい、今ではわざわざ育てなければ見られなくなってきました。高槻でも蛍が見られる場所が限られてきていますが、初夏の情緒をいつまでも残しておきたいものです。
 現役生の1年生にとっては初めての舞台となる大阪府合唱祭を観に行ってきました。車で片道1時間半、貝塚市のコスモスシアターはやはり遠かったです。会場に着いたら午前の演奏が終わったところで、ちょうど北野徹先生のリズム講座をやっていました。奇数拍子は横に感じ、偶数拍子は縦に取ることでリズムにうまく乗れるとの解説でした。合唱でリズムを合わせるのが難しいですが、発声練習のときからリズムを意識してやると効果があるといっておられました。音楽部は、午後の一番の出演でした、その時間前に観客がぞろぞろと入ってきてたちまち客席が埋まっていきました。さて、きらびやかな衣装に包まれた部員たちが舞台に上がり、客席からはかすかなぞよめきが・・・いよいよ演奏がはじまります。「オペラ座の怪人」より3曲を演奏しました、コスモスシアターがオペラ座にというとこまではいきませんでしたが、その雰囲気は十分に伝わってきたように感じました。今までのミュージカルの中で一番まとまっていて良い演奏でした。雨の中遠くまで出かけた甲斐がありました、これからの活躍も期待したいものです。翌日の朝日新聞には、写真入りで音楽部の記事が掲載されていました。
 6月晦日、近くの神社に「夏越の大祓い(なごしのおおはらい)」の茅の輪くぐりに行ってきました。夏越の大祓いとは、夏の暑さから身を守り、心身疲労による悪疫や災難を紙で作った人形(ひとがた)に移し変えて、茅の輪をくぐってお参りをするという夏の行事の一つです。茅の輪を左まわり・右まわり・左まわりと、∞の字を書くように三度くぐり抜け心身ともに祓い清め、新たな気持ちであとの半年間の疫病除けを祈願しました。

平成19年7月1日 音楽部OB会 会長 中村巧