トップページ > 会長から > 会長から 第69回

会長から 第69回

 5月10日、前日までの暖かい陽気から一変して冷たい雨の降る中、嵐山から亀岡までトロッコ列車と保津川下りに行きました。元顧問のS先生、副会長のU君、紅1点のIさんS君、Dくん、Mくんの7名のメンバーはどういう組み合わせ?という感じですが、練習帰りの酒飲み仲間とでもいいましょうか、適当な集まりです。トロッコ列車は、JRの旧山陰線の線路を走りますので、保津川に沿ってトンネルと鉄橋が続きます、景色のよいところでは列車が止まり車掌さんが案内放送をしてくれます。また車内では酒天童子が現れ目の前でガイドをしてくれます。約25分の渓谷を見下ろしながらのトロッコ列車を終え、次は保津川下り、はじめは緩やかな流れにのってゆっくり進んでいた船は、川幅が狭くなって流れが急なところ幾度となく通り、そのたびに船頭さんの巧みな竿さばきで岩の間を見事なまでにすり抜けていきます。雨が降っていても楽しかった川下りですが天気のよい日はもっとすてきであろうと感じました。嵐山で下船後は、湯豆腐だけしかメニューにないお店「嵯峨野」へ、通されたのは秋篠宮御夫妻が食事をされた部屋で、新緑に包まれた庭園を眺めながらゆっくりと食事をいただきました。
 5月18日(日)の「藤蔭まつり」で、昨年に続き「なつかしの授業」を受けました。1限目は野田一雄先生の日本史の授業で、今も現役で活躍されている先生の声は私の在学当時そのままでとても70歳を超えているとは思えないほど大きく張りのある声でした。江戸時代の寺子屋教育は現代の一斉授業と違い、一人ずつの能力に合わせた個人授業であったそうで、今で言う塾と家庭教師を合わせ持った形態であったようです。授業時間の50分はあっという間にすぎました。2限目は現在茨木高校で教鞭をとっておられます中原啓次郎先生の数学の授業です。数学と聞いただけで拒絶反応があるのか、受講生はすくなかったです。授業内容は黄金比とフィボナッチ数列についてでした。黄金比という言葉を耳にされたことがあると思いますが、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、パルテノン神殿やミロのヴィーナスに代表される建築や美術的要素の一つとさます。身近なものでは名刺がほぼ黄金比になっています。この比を求める計算は、χ2-χ-1=0の方程式を解いてχ=(1+√5)÷2≒1.618となります。とまぁ、こんな計算を久しぶりにして頭を使った授業でした。
 3年後の創立100周年記念のロゴマークとキャラクターの発表があり、これからも皆さんの目に留まることになるでしょう。大じゃんけん大会では校長先生とじゃんけんをして勝ち進めば賞品をゲットできるのですが、緒戦から負けで、敗者復活3回目でやっと賞品をいただきました。そして締めくくりは、藤蔭まつりに参加した音楽部OBに手伝ってもらい「女学校校歌」「高校校歌」と「藤蔭青春を」を大きな声で歌いました。
来年の藤蔭まつりにもたくさん参加してください。

平成20年6月1日 音楽部OB会 会長 中村巧