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会長から 第79回

 気温が上がらず桜の花も満開まではもう少しのところですが、花の下ではお花見の宴会が見受けられます。さて、定演前日の練習時に清原先生の口から「4月から春日丘にいません、今回の定演が最後です」と発表され、我々としては講師として残られるのかなという期待もあったのですが、3月末での退職と言う現実を受け入れざるを得なくなりました。
 3月26日に音楽部第55回演奏演奏会が茨木市市民会館ユーアイホールで行われました。校歌と部歌を歌う0ステのステージに立ちましたが、現役と若いOBに混ざり一人だけ目立っていました。幕が上がる前「会長、歌詞覚えていますか?」という若いOBの問いかけに、“何を言ってるんだ、40年前から歌っていて、きみたちとは歌ってる回数が違うんだ”と、心で思いながら、校歌は、紫・緑・明日、部歌はカタツムリ、即ち春日・高き・強く、の歌い出しを覚えればあとは自然と歌詞が出てくるよ、とにっこりアドバイスをしました。3ステの現役のミュージカルは「マイ・フェア・レディ」でした。この1年間を通して各地で発表していたもので完成度も高くすばらしい演技を見せてくれました。4ステは昨年に続きOB合同演奏となり、思い出深い合唱組曲「蔵王」を総勢約110名の大合唱で全曲演奏し、大感激でした。
 アンコールは清原先生の春日丘での37年間の人生を振り返えるのにぴったりの「愛燦々」、・・・清原先生が赴任された昭和47年、私が教育実習で春日丘に行ったとき初めてお会いしました、そのときは新しい先生はどんな人だろうということだけでした。そして創部50周年演奏会の実行委員として清原先生のお宅を初めて訪問しました。それから、オーストラリア・シドニーでの演奏会、韓国での第九演奏、シアトルへ3回、私の海外旅行はほとんど先生と一緒の演奏旅行でした・・・。最後の曲「さくら」では隣で歌っていたK崎君が急に泣きだし、私も感極まって目頭が暑くなってきて、声がつまりました。
 今回が清原先生の最後の定期演奏会となりました。演奏会後に清原先生を交え、聴きに来てくれていたOBとささやかな宴を持ち、未明まで盛り上がりました。歌を続けているとこれからもお会いできるでしょうが、もう音楽室を訪ねても会えません。
 清原先生長い間ありがとうございました、いつまでもお元気でご活躍されることをお祈りいたします。

平成21年4月1日 音楽部OB会 会長 中村巧