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会長から 第132回

 8月12日~14日、音楽部の合宿に行ってきました。部員数が少なくなったので例年のようにみやま荘ではなく、浜寺の大阪国際ユースホステルでの2泊3日となりました。初日からOB合同曲の練習がありOBが18名参加していました。祈祷天頌の終曲「マツリマツル」を現役生と一緒に歌いました。今回は府内ということもありOB・OGがたくさん来て、マンツーマンで現役の指導をしていました。現役生もOBと一緒に練習することでずいぶんと得るものがあったと、合宿の総括で感想を述べていました。




 さてそのOB合同曲の第1回練習が8月25日音楽室でありました。指揮の古川君(H24)のユーモアを交えながらも的確な指示によって、「マツリマツル」はちょっと形が見えてきたように思いました。初回ながらも32名のOBが参加されて、現役生を包み込むような練習となりました、これから月1回の合同練習と随時OBだけの練習が組まれますので、多くの方の早い時期からの参加をお願いします。



 合宿に先立つ8月11日、フェスティバルホールで大阪府合唱連盟50周年記念のジョイフェスタ50に参加しました。清原先生指揮の混声合唱でオープニングの「第九」と最終ステージの「川の流れのように」「くちびるに歌を」「世界がひとつになるまで」そして客席と一緒に「大地讃頌」を歌いました。800人を超える大合唱でホールいっぱいに声が響きすばらしい演奏会でした。



 音楽部のS43卒同級生たちと恒例の夏旅行に出かけました。今年はお盆の高速道路の渋滞を避け丹後半島の間人に出かけました。途中、南丹市美山町の「かやぶきの里」で伝統的なかやぶき屋根の建物群の中を散策しました。かや葺き職人の不足でこれらの建物を維持するのは大変ですが、保存会を組織し、歴史的な景観保全と住民の生活維持を両立しています。天橋立、伊根の舟屋を見ながら丹後半島をぐるり一周し、間人温泉の宿に着きました。部屋の展望風呂からの日本海の眺めや、夕日を見ながらの海の幸を堪能しました。




 昨年に続き、今年も一万人の第九に当選しました。先日第1回目の練習がありました、指導は有元正人先生、伴奏は羽根田さん(S63)です。歌詞を母音だけで歌う練習があり,思うように歌えませんでした、しかしこの母音だけの練習は歌詞をはっきり発音するためには有意義なのだそうです。このクラスには上野くん(S52)、清水さん(S50)、中嶋さん(H2)、西田くん(H5)が一緒です、12月1日の本番に向けて練習に励みたいと思います。



 9月5日は飯島先生の18回忌の御命日です。「飯島先生、お墓参りに山梨まで行きたいのですがなかなか生けません、今年も写真へのお参りでお許しください」。飯島世代の方は写真のお墓に合掌し、先生を偲びましょう。

   平成25年9月1日      音楽部OB会 会長 中村巧