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会長から 第160回

 新年明けましておめでとうございます。皆様と共に新しい年を迎えることができ、大変うれしく思います。
 昨年12月26日のファイナルコンサートをもって、茨木市民会館が閉鎖となりました。今後新しい会館が建設されるかどうかはまだはっきりしていないようですが、市長の挨拶では建設されるようなことを言われていました。市民会館には音楽部の歴史があります、第20回から第60回まで36回の定期演奏会を開催し、響かないホールと言われてきたにもかかわらず、わたしたちにとっても思い出深いホールでした。くしくも、一昨年の第60回定期演奏会が音楽部として市民会館での最後の演奏会となってしまいました。
 このファイナルコンサートでは卒業生の嘉門龍夫さんも出演し、替え歌メドレーなどを演奏されました。ラストは第九です、バリトンソリストは木村孝夫君(H13)、合唱には春日丘の卒業生や、音楽部のOB・OGも多数参加していました。最後の「蛍の光」のあと、出演者全員で「ありがとう、市民会館!」と唱和して、長きにわたる市民会館の幕を閉じました。




 12月19・20日の両日、島本町のケリアホールで歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の公演がありました。この中でヘンゼルとグレーテルの父親と母親役にOBの池田真己君(H21)、秋田さきこさん(H21)が出演されました、池田君は会場いっぱいに響き渡る声で、酔っぱらった父親を、秋田さんは厳しくも子供思いの母親をうまく演じていました。



 12月8日の朝日新聞に春日丘高校が取り上げられ、「歌が深める一体感」という見出しで音楽部も紹介されました。そして学校説明会で合唱する音楽部の写真も合わせて掲載されました。
現役生は、昨年は2年生が17名、1年生が9名でステージをこなしてきました、とくに音楽部オリジナルの「CMソングメドレー」が一新され今後のステージでの定番曲となるでしょう。今年もさらに練習に励んでもらいたいと思います。



 そして今年は3月25日(金)に予定されている第62回定期演奏会が昨年とは違う会場の茨木市クリエイトセンターホールで開催されます。市民会館より少し遠くなりますが、ぜひともご来場いただき応援していただきますようお願いします。
 私は、清原先生が指導されている淀川区民合唱団の、今回11回目を迎えた演奏会「2015淀川区1千人の第九」に援助出演しました。第1部の合唱組曲「蔵王」と第2部の「第九第4楽章」とクリスマス・メドレー、これには私をはじめ加藤君(H22)、六車さん(H24)が一緒に応援参加しました。演奏に参加できとても楽しい時間を過ごしました。清原先生とのつながりも途切れないようにしたいと思います。




 平成28年が、OB会や皆様にとって、いい年になりますようにお祈りいたします。



   平成28年1月1日      音楽部OB会 会長 中村巧