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会長から 第183回

 今年も残りひと月となりました、年を取ると1年がとても短く感じます。その中で待ちに待った新名神高速道路の高槻ICが12月10日に開通します、神戸までは来年3月に開通ですが、茨木ICや山崎ICからしか利用できなかった高速道路がついに高槻から利用できるのはとても嬉しいことです。早い機会に利用したいと思います。
 秋晴れの11月17日、旧福知山線の廃線跡ウォークに行ってきました。福知山線の複線化に伴い廃線となった国鉄の線路跡を歩くコースです。昨年に整備されハイキングコースとして楽しまれています。JR生瀬駅を出発し、国道176号沿いの人が一人通れるくらいの細い歩行者道を約1kmほど歩くと川沿いに下りる道へ進み廃線跡のコースの入口です。コースには往時の枕木が残っており、所々に時速制限の看板や作業の見張り場所などがあり、線路跡だという事がわかります。右手に続く武庫川を見ると、巨岩が転がっていて、また対岸の紅葉が進んだ山は色とりどりで目も楽しませてくれます。しばらく歩くとトンネルが目の前に、その中は真っ暗で、暗い足元には枕木が残り、砕石もあるので歩きにくかった。ヘッドライトをつけて進み、アーチの天井へライトを向けると、レンガに汽車が走っていた名残の煤が黒くこびりついていました。数個所のトンネルを抜けると、トンネルの出口に赤い鉄橋が姿を現し、鉄橋の上を歩けるようになっていました。鉄橋を過ぎ、次のトンネルを抜けると川辺に降りられる親水広場や桜が植えてある桜の園など、ゆっくりと休める場所があり、2時間あまりのウォーキングを楽しみました。







 11月23日「茨木市民音楽会~合唱のつどい」が立命館フューチャープラザ・グランドホールで開催されました。音楽部は「ミュージカルソングメドレー」を元気よく演奏していました。またOBOGの「春日丘藤蔭合唱団」も武満徹作曲の混声合唱のための「うた」より「小さな空」と「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」を演奏しました。私もこのメンバーとして出演しました、響きが良いホールで気持ち良く歌えました。これからも現役生の手本となれるようしっかりとがんばっていきたいと思います。また、若いOBと現役生の一部との「Very Cute&ららぱるーざ」も出演し「渡月橋~君想ふ~」を演奏しました。




 4年前から胃検診のバリウム検査の代わりに毎年内視鏡検査を受けています。今回も異常ありませんでしたが、慣れてきたとはいえ、やはりファイバースコープをのどに入れられる時は少し苦しい思いをしました。
 12月3日は3年ぶりに大阪城ホール「一万人の第九」に出演します、OBの方も何人かは出演されると聞いています。35回目の今年はシラーの詩の朗読を小栗旬が行ないます、どんなふうに朗読されるのか楽しみです。また12月25日に清原先生が指揮をされる、淀川区「一千人の第九」にも応援参加します。今年の第九の演奏はこの2回です、楽しんで歌いたいと思います。



 音楽部の今月の予定は、12月17日の水尾小学校、12月23日のロングライフ高槻でのクリスマスコンサートです。

   平成29年12月1日      音楽部OB会 会長 中村 巧