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音楽部OB会役員改選のご報告および会長就任のご挨拶

令和3年5月1日 OB会長 上野 新(S52卒)

 平素は音楽部OB会の活動にご理解、ご協力を賜り御礼申し上げます。
 去る4月11日(日)本年度のOB会総会を開催し役員改選が行われ、上野(S52卒)が新たに会長に選任され承認されました。28年間会長を務めてこられた中村会長(S43卒)は名誉会長に就任していただき、これからも引き続きOB会の活動にご協力いただきます。そしてもう一つ、OB会設立40周年を迎える令和5年(2023年)でOB会を清算(解散)することが提案され承認されました。

 音楽部は今年で創部80周年を迎えますがOB会としての行事予定はありません。OB会設立のきっかけは40周年行事でした。第28回定期演奏会(1982年3月)で飯島先生をお迎えしてOB単独ステージと現役との合同ステージを行いました。この時にはOB会が無く、一部のOBに現役や先生、大勢のOBへの連絡にかなりのご負担を掛けました。その2年後、第30回記念定期演奏会を森ノ宮ピロティ―ホールで開催することになり、一部のOBにまた大きなご負担を掛けることになるため、現役とOBの連絡を支援する目的で昭和58年(1983年)7月にOB会を設立し、令和5年には設立40周年を迎えることになります。
 しかしOB会を取り巻く状況は40年前とは大きく変わりました。電話や郵便による連絡方法からスマホの普及により、EメールやLINE等の通信方法が主流になりました。連絡を望まれないOBが増え(特に若年層)個人情報保護法により名簿作成ができずに連絡手段が途切れています。少子化により生徒数が減りそれに伴い現役部員も減ってきて、コロナ禍がそれに追い打ちを掛けています。飯島先生世代と清原先生世代の融合はうまくいきましたが、その後の天野先生世代、畑先生世代との融合は難しくなってきました。そして役員の高齢化も進んできました。
 このような状況の変化により、40周年を迎える令和5年でOB会を清算(解散)することが本年度の総会で承認されました。設立当初から副会長を38年間務めてきました私の手で実行するようにとの総会決議により会長職を引き受けることにいたしました。
 思い返せばまだ大学(院)生や高校卒業後すぐのメンバーを中心に発足させたOB会でしたが40年近くもよくやってこられたなあと思います。前述した第30回記念定期演奏会に始まり、吹田メイシアターでの創部50周年、60周年記念演奏会、米国シアトルのガーフィールド高校との10年近くにわたる交流、清原先生還暦お祝いのアニバーサリー演奏会など、様々な行事を主催してきました。そして多くのOBの皆さまに支えていただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
 2年後には解散行事を開催したいと考えていますが、計画の立案はこれからです。演奏会の開催は難しいですが、皆さまのご協力をいただければと思います。よろしくお願いいたします。